ミクロ経済とマクロ経済の違い

ミクロ経済…ある企業の商品の「需要」と「供給」など
マクロ経済…世の中全体の需要を全て足し算した「総需要」と、世の中の供給を全て足し算した「総供給」

ミクロ経済では、ある企業の商品などの「個別の物価」について分かる。
マクロ経済では、総需要と総供給が世の中全体の物価、つまり「一般物価」を決める。

世界中で物価高が起きていて、なおかつ円安である場合、それによってコストが上がり今までより生産量が落ちてしまう。すると、たいていは実質GDPが減少する。こういった場合は国が経済政策をとる必要がある。マクロ的に大きな問題が起きているのに、個々の企業の努力が足りないんだ!という人は世の中を何もわかっていない。個々の企業が努力をして売り上げを維持するのも必要だが、全体的には当然不景気になっていく。どれだけ個人が頑張っても収入が変わらなかったり、それどころかむしろ減っていってしまえばやる気もなくなる。俺はもうやる気がなくなっている。

日本では財務省のせいで不景気になっても経済政策がとられない。むしろ不景気なのに増税をしてしまうので、さらに不景気になる。どうすることもできない。日本の政治はこの部分が腐敗している!


参考:高橋洋一. たった1つの図でわかる!【図解】新・経済学入門. あさ出版. 2023

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