2008年、リーマンショックで大変なことになっちゃった中国は、国内の経済をなんとかするためにインフラ投資と不動産開発を経済成長の主要な原動力と位置づけ、過剰な投資を助長した。経済も発展してきて都市部に人口が増えてきたので家もいっぱいあった方がいいので、不動産開発もしたかった。
しかし、あまりにインフラを作りすぎたり、家を建てまくったりしてたら、需要より供給のが多くなっちゃって、バブルがはじけて結局貧乏になっちゃったというお話。具体的には以下のような流れで不幸になっていった。
地方政府が収入を増やしたくて土地を売りまくる
→地方政府はその金でインフラ整備!道路とか作りまくる!地方政府の人はGDPに貢献すると出世もできる!
→不動産業者が家とかビルを建てまくる。金持ちが投機目的で不動産を買ってどんどん不動産価格が上がりまくる
→多くの都市で実際に住む人よりも多く家が建てられてしまい、やばい!と思った中央政府は銀行から不動産業者に対する貸出しを規制。そんなこんなで一気に不動産価格は急落し、地方政府も不動産業者も借金まみれに……。家を買った国民も、頭金を払ったのに途中で家の建築が中止に……。銀行に住宅ローンを組んでしまったが、家の建築が中止されたことで国民はローンの返済を拒否し、銀行もやばくなる。
まず前提として、中国では中央政府が地方政府をコントロールできていない。アメリカっぽい感じで、各州ごとの権限が日本などと比べて強い。え、でも中国って独裁政治なのに、なんで地方政府に言うことを聞かせられないの?と思ってしまうが、中国は政治が腐敗しているので、地方政府が中央政府の高官とズブズブの関係(賄賂とか)だ。そんなんだから全然言うことを聞かなくて、大変なことになるまで地方政府の暴走を止めることができなかった。
中国って民間の企業は質の高い良い企業がたくさんあるけど、やっぱり政治が腐ってて足を引っ張りますね!
▼以下、Claude3 Opus(2024年3月時点でGPT-4より凄い生成AI)に修正&追記してもらった文章
2008年、リーマンショックによる世界経済の低迷を受けて、中国政府は国内経済を刺激するために大規模な経済対策を実施した。インフラ投資と不動産開発を経済成長の主要な原動力と位置づけ、過剰な投資を助長した。また、経済発展に伴い都市部の人口が増加し、住宅需要が拡大したことも不動産開発を後押しした。
しかし、過剰なインフラ整備と不動産開発により、需要を上回る供給が生まれ、バブルが発生した。最終的にバブルが崩壊し、経済的な打撃を受けることになった。具体的には以下のような流れで問題が深刻化していった。
①地方政府が財政収入を増やすために土地使用権を積極的に売却
➁地方政府はその収入でインフラ整備を進め、地方の指導者たちはGDPの増加によって出世を目指す
③不動産デベロッパーが大量の住宅やビルを建設。投機目的の購入も横行し、不動産価格が高騰
④多くの都市で実需を上回る住宅が建設され、バブルの兆候が見え始めた中央政府は、銀行の不動産向け融資を規制。
⑤こうした規制や経済成長の鈍化を背景に、不動産価格は急落。
⑥債務(借金)を抱えた地方政府や不動産デベロッパーの経営が悪化。住宅購入者の中には、頭金を払ったにもかかわらず、プロジェクトが中断されるケースも。住宅ローンを組んだ国民の一部は返済を拒否し、銀行のリスクも高まった。
中国の不動産市場崩壊の根本的な問題は、中国の政治システムにある。中央政府は地方政府を十分にコントロールできていない。アメリカの連邦制に似た側面があり、地方政府の自律性が高い。一党支配の中国で、なぜ中央政府が地方を統制できないのかと不思議に思うかもしれないが、その背景には政治の腐敗がある。地方政府と中央政府の高官との間には、賄賂などの不透明な関係が存在する。そのため、地方政府の暴走を止められず、大きな問題が生じるまで放置されてしまった。
中国には優れた民間企業が多数存在するが、腐敗した政治システムが経済発展の足かせになっていると言えるだろう。
これだけ書けていれば“おおむね間違ってない”というくらいには思ってもらえるか
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